4月16日月曜日、早朝6時発で私達は長野に向かった。目的は美味しいそばに出会うこと。添乗員HIDEの予定表通り高坂サービスエリアでHIDEはカレー蕎麦、私は天ぷら蕎麦の朝食で行脚開始。特別美味しくなくても「そば」の旅だもの。
出発が早かったのでまず小布施の北斎美術館へ。鬼才「北斎」の画業が垣間見える展示品に感動。続いて「八方睨み鳳凰図」の天井画がある岩松院へ。一度も修復してないとのことだが、昨日描かれたように鮮やかで迫力のある絵を解説を聞きながら鑑賞。ホント北斎って天才画家なんだとあらためて認識させられた。
小布施の町はきれいに整備され、美術館の周りは栗菓子屋さんや飲食店が古風なたたずまいで建ち並び、観光都市を目指しているのにビックリ。駐車場も広く案内も親切でシーズンにはさぞ混雑することと想像された。
さて、お昼はHIDE一押しの「せきざわ」へ。清潔ですっきりした外観に期待が盛り上がる。

店内は天井が高く、無垢の木材と珪藻土の土壁で居心地よくそばへの期待がいや増す。貼り紙によると店主の方が病気をしてしばらく休業していて、4月7日から再開したと書いてある。よかった!
さてメニューから鴨焼きと鴨抜き、私は三昧そば、HIDEは冷やかけ三昧を注文。
鴨焼きが最初に出てきたのだが、二切れ目を食べて時思わず「また来たい」と私はつぶやいていた。だってかめばかむほど鴨の味が深くしみてきてなんとも言えないコクのある味わいなのだ。合鴨とは違う鴨の実力は栃木県の「かみやま」に相通じるものがあるとHIDEも。

次は鴨抜き。最初のかもが迫力なら今度のかもは優しい味わい。つゆにしっかり鴨のうまみがあって、鴨肉はわりと小振り。身体中をやさしい鴨で満たされる感じと言えば正解かも。

そばのちょこと薬味は白い器で出てきて清涼感たっぷり。わさびは付いてきません。

三種のそばは生粉打ち、変わりは梅、粗挽き。冷やがけ三昧は変わりと粗挽き、冷やがけの三種。私は生粉打ちが一番すきだった。そばつゆは少しやさしい味で、そば湯さらさらの私好みでうれしかった。

午後は善光寺へ。以前来たことはあるのだが記憶が無く、HIDEがご本尊の下にある胎内くぐりを絶対にやろうと言うので列に並ぶ。本堂後方の狭い急な階段を何段か降りただけでそこは本当に漆黒の闇。目を開けていてもつぶっても同じの何も見えない世界だ。右手を腰のあたりで外側に向け、壁を伝いながら行くのだが一歩進むのもおそるおそる。HIDEの前は女子学生、私の後ろは男子高校生で最初から最後まで騒いでいたので一緒に笑っているうちになんとか40mを進んで出口に到着。楽しかった。本当の「闇」ってこんななんだ!
時間があるので長野県信濃美術館の東山魁夷館に。これまた天才の絵画をじっくり味わう。深山に霧や霞のかかった絵がきれいだった。
宿泊は松本の東急イン。夜やっているお蕎麦屋さんをフロントのお姉さんに教えてもらい、駅そばの「くれきの」というお店へ。もう車を運転しないのでビールと日本酒で乾杯。馬刺し、たけのこの朴葉焼き、焼きふきのとうみそ、山菜の天ぷらなどと生わさび1本付きのせいろそばなどで楽しく夕食を。お店の女の子が可愛くてHIDEがからかったりして楽しく過ごせました。
次の日は松本城に行きたかったのだが、なんせ戸隠のそばが残っているので時間が惜しく、お城を一回りしてから行くことに。すっきりとしたキレイなお城で歴女に人気のあるのが納得できたのでした。桜はまだ一部でしか咲いていず、これからのお祭り気分がそこここに満ちていて「春」が来た松本でした。


戸隠に行く前に行っておきたかった大王わさび農場へ。行ってみてびっくりほんとうに川のように広く清流のなかに幾筋ものわさび畑が。作業をしている人に聞いてみるとさらさらながれる水は地下水とのこと。また橋を渡って一山越すと同じようなわさび畑が。もう終わりかと思うその先にも同じような畑が広がり、東京ドーム26個分くらいとか。私達がふんだんにわさびをたべられるようにしてくれた恩人の農場なのです。HIDEおすすめのわさびソフトを食べ、わさびと関連商品のお土産を購入。あわただしくもはればれとした一時でした。


いよいよ戸隠の有名そば屋「うずら屋」を目指して走り始め、最初は普通の景色だったのが、だんだんそこここに雪が残っている処が出てき、そのうち木の根元に雪があり、最後はいつ降ってもおかしくないほどの山奥に分け入って行った所が戸隠でした。さすが平安の昔から山岳信仰の修行場だった所、人里離れていなくては。
うずら屋は戸隠神社中社のすぐそば。2階窓際の席に案内され見晴らしの良さに感動。老舗そば処の人あしらいの心地よさに浸る。蕎麦豆腐、きのこの天ぷら、いわなの焼き枯らし、季節のおもてなし、生わさび付きせいろを注文。そば豆腐はやわらかめの口当たり。

天ぷらはきのこが数種。かりっかりでした。

生わさびの楽しさおいしさに目覚めた私達、すりおろすのも楽しい。

季節の前菜風の盛り合わせ。あとから頼んだけれど、食べてみて正解。

預けた傘の預かり証。心憎い演出です。

いつも2泊なのに今回は1泊の旅。忙しい思いをするかと思っていたのに意外と焦ることなく楽しい旅でした。そばは最高の手練れというわけではないけれど、地方色豊かで味わい深いものばかり。こんな旅もいいな!また出掛けたいなと思えたのでした。
私の一番楽しかったのは善光寺の胎内くぐり。感動は大王わさび農場。HIDEの感動は戸隠神社中社の三本杉。立派な杉の古木が三本合体して一本の杉となっている様は神木そのもの。深い精神性が感じられる神秘の杉でした。
出発が早かったのでまず小布施の北斎美術館へ。鬼才「北斎」の画業が垣間見える展示品に感動。続いて「八方睨み鳳凰図」の天井画がある岩松院へ。一度も修復してないとのことだが、昨日描かれたように鮮やかで迫力のある絵を解説を聞きながら鑑賞。ホント北斎って天才画家なんだとあらためて認識させられた。
小布施の町はきれいに整備され、美術館の周りは栗菓子屋さんや飲食店が古風なたたずまいで建ち並び、観光都市を目指しているのにビックリ。駐車場も広く案内も親切でシーズンにはさぞ混雑することと想像された。
さて、お昼はHIDE一押しの「せきざわ」へ。清潔ですっきりした外観に期待が盛り上がる。

店内は天井が高く、無垢の木材と珪藻土の土壁で居心地よくそばへの期待がいや増す。貼り紙によると店主の方が病気をしてしばらく休業していて、4月7日から再開したと書いてある。よかった!
さてメニューから鴨焼きと鴨抜き、私は三昧そば、HIDEは冷やかけ三昧を注文。
鴨焼きが最初に出てきたのだが、二切れ目を食べて時思わず「また来たい」と私はつぶやいていた。だってかめばかむほど鴨の味が深くしみてきてなんとも言えないコクのある味わいなのだ。合鴨とは違う鴨の実力は栃木県の「かみやま」に相通じるものがあるとHIDEも。

次は鴨抜き。最初のかもが迫力なら今度のかもは優しい味わい。つゆにしっかり鴨のうまみがあって、鴨肉はわりと小振り。身体中をやさしい鴨で満たされる感じと言えば正解かも。

そばのちょこと薬味は白い器で出てきて清涼感たっぷり。わさびは付いてきません。

三種のそばは生粉打ち、変わりは梅、粗挽き。冷やがけ三昧は変わりと粗挽き、冷やがけの三種。私は生粉打ちが一番すきだった。そばつゆは少しやさしい味で、そば湯さらさらの私好みでうれしかった。

午後は善光寺へ。以前来たことはあるのだが記憶が無く、HIDEがご本尊の下にある胎内くぐりを絶対にやろうと言うので列に並ぶ。本堂後方の狭い急な階段を何段か降りただけでそこは本当に漆黒の闇。目を開けていてもつぶっても同じの何も見えない世界だ。右手を腰のあたりで外側に向け、壁を伝いながら行くのだが一歩進むのもおそるおそる。HIDEの前は女子学生、私の後ろは男子高校生で最初から最後まで騒いでいたので一緒に笑っているうちになんとか40mを進んで出口に到着。楽しかった。本当の「闇」ってこんななんだ!
時間があるので長野県信濃美術館の東山魁夷館に。これまた天才の絵画をじっくり味わう。深山に霧や霞のかかった絵がきれいだった。
宿泊は松本の東急イン。夜やっているお蕎麦屋さんをフロントのお姉さんに教えてもらい、駅そばの「くれきの」というお店へ。もう車を運転しないのでビールと日本酒で乾杯。馬刺し、たけのこの朴葉焼き、焼きふきのとうみそ、山菜の天ぷらなどと生わさび1本付きのせいろそばなどで楽しく夕食を。お店の女の子が可愛くてHIDEがからかったりして楽しく過ごせました。
次の日は松本城に行きたかったのだが、なんせ戸隠のそばが残っているので時間が惜しく、お城を一回りしてから行くことに。すっきりとしたキレイなお城で歴女に人気のあるのが納得できたのでした。桜はまだ一部でしか咲いていず、これからのお祭り気分がそこここに満ちていて「春」が来た松本でした。


戸隠に行く前に行っておきたかった大王わさび農場へ。行ってみてびっくりほんとうに川のように広く清流のなかに幾筋ものわさび畑が。作業をしている人に聞いてみるとさらさらながれる水は地下水とのこと。また橋を渡って一山越すと同じようなわさび畑が。もう終わりかと思うその先にも同じような畑が広がり、東京ドーム26個分くらいとか。私達がふんだんにわさびをたべられるようにしてくれた恩人の農場なのです。HIDEおすすめのわさびソフトを食べ、わさびと関連商品のお土産を購入。あわただしくもはればれとした一時でした。


いよいよ戸隠の有名そば屋「うずら屋」を目指して走り始め、最初は普通の景色だったのが、だんだんそこここに雪が残っている処が出てき、そのうち木の根元に雪があり、最後はいつ降ってもおかしくないほどの山奥に分け入って行った所が戸隠でした。さすが平安の昔から山岳信仰の修行場だった所、人里離れていなくては。
うずら屋は戸隠神社中社のすぐそば。2階窓際の席に案内され見晴らしの良さに感動。老舗そば処の人あしらいの心地よさに浸る。蕎麦豆腐、きのこの天ぷら、いわなの焼き枯らし、季節のおもてなし、生わさび付きせいろを注文。そば豆腐はやわらかめの口当たり。

天ぷらはきのこが数種。かりっかりでした。

生わさびの楽しさおいしさに目覚めた私達、すりおろすのも楽しい。

季節の前菜風の盛り合わせ。あとから頼んだけれど、食べてみて正解。

預けた傘の預かり証。心憎い演出です。

いつも2泊なのに今回は1泊の旅。忙しい思いをするかと思っていたのに意外と焦ることなく楽しい旅でした。そばは最高の手練れというわけではないけれど、地方色豊かで味わい深いものばかり。こんな旅もいいな!また出掛けたいなと思えたのでした。
私の一番楽しかったのは善光寺の胎内くぐり。感動は大王わさび農場。HIDEの感動は戸隠神社中社の三本杉。立派な杉の古木が三本合体して一本の杉となっている様は神木そのもの。深い精神性が感じられる神秘の杉でした。










